ミラクル☆トレイン
[ 2012.05.01(火) 01:24 ]

舞台版2ndの感想(新六的みどころ)

ミラトレ舞台版2ndの、新宿×六本木的視点からの感想です。

※各シーンをかなり細かく語っています。ネタバレ注意


新六的に舞台を振り返りつつ、色々語ってみようと思います。

●ほっとけない
六本木くんが月島さんの人生におけるもんじゃの割合を算出するシーンで、「深い」をたたみかける新宿さん。
その後も六桜ちゃんの記憶の手がかりを探ろうする六本木くんに、「深い。もっと浅く」「浅めで頼む」と牽制。
新宿さんが「深い」と突っ込むやりとりは1st→前夜祭朗読劇→2ndと、もうすっかり舞台版恒例行事になった感はありますが、いつ見てもいいものですね。

同じシーンですが、六本木くんが『記憶』と書かれたホワイトボードを前に考えこみ始めた時に「待て、六本木が深く考えてる」といち早く気づいたのは新宿さんでした。
そしてその後、六樹さんと六桜ちゃんが降りるシーン。
唐突に六桜ちゃんを呼び止めた六本木くんに対してメンバー全員が一斉に「どうしたんだろう?」という表情になりますが、「……お元気で」の言葉で笑顔に戻ります。
そんな中、ひとりだけ何かが引っかかるといった顔の新宿さん。
降りる二人は笑顔で見送ったものの、ドアが閉まった後すぐに「どうした、六本木」と声をかけます。

今回の新宿さんは本当によく六本木くんを見ていて、性格を理解してくれていると思います。
前に渡辺さんがインタビューで六本木くんのキャラについて「『何かしてあげなきゃなコイツ』っていう風に言わせる感じ」と言っていたのは、こういうことなのかなと思いました。

放っておくとどこまでも深く考えてしまうので、目を離せない。
そんな風に考えて何かと気にかけてくれているのだとしたら、たまりません。

●「子猫ちゃん」
花園万頭を喜ぶ六桜ちゃんに「だろ、子猫ちゃん」と決め台詞。
それに対する「なんだか素敵ですね」との返事に「おおっ!?」と新宿さんを挟んで顔を見合わせる六本木くんと汐留くん。
しかしその直後に「昭和っぽいっていうか」と突き落とされ、新宿さんは絶句したまま後ろを向いて体育座りに。
その背を向ける新宿さんに六本木くんが声をかけようと手を伸ばし、結局やめて気まずそうに座りなおしていて、とても可愛いです。

その後、七智さんのことを思い出した六桜ちゃんに新宿さんが「思い出せて何よりだ。心からお祝いするよ、子猫ちゃん」と言うシーンでは、六本木くんは顔と体を六桜ちゃんの方に向けたまま、視線だけ新宿さんの方に向けています。
「また言ってる……」とでも言いたげな表情。
ちょっと「昭和っぽい」と言われた程度で「子猫ちゃん」呼びをやめてしまうなんて新宿さんらしくないので、落ち込みから復活してくれて嬉しかったんじゃないかと思います。

●とりあえずブロック
六樹さんが六桜ちゃんの名前を口にした時の「六桜ちゃん……素敵な名前だ」を慌ててブロック。
六桜ちゃんが名前を完全に思い出した時の「君に似合いの素敵な名前だ」を「他には何か思い出した?」とにこやかにブロック。
事態がややこしくなるから、というのが理由なのでしょうけれど、もしかしてヤキモチなのかなーとか勘ぐってしまいます。

●息がぴったり
七智さんの似顔絵をホワイトボードに書くために六樹さんが特徴を挙げていくシーン。
途中まで「二重まぶたで鼻筋が通っていて……」と自分の顔のあたりで手を動かしていた新宿さんと六本木くんが、最後に六樹さんが「そんな方です!」と振り返る動きにつられる形で、お互いを指差して顔を見合わせます。
「えっ、こんな感じ?」という反応が、息ぴったりです。

みはしで都庁さんの「す・い・こ・ん・で♪」に派手に転んだ後も、お互いに肩を貸してあげたりぶつけた箇所をさすってあげたりしています。
そこのリアクションは毎回アドリブだったようで、ついついそこに目が行っていました。

その後のみはしでの六樹さんと六桜ちゃんの回想シーンでは、座っているポーズが全く一緒で、性格の差はあれど根本的な部分(都会的なイメージ)は似ているのかなと思いました。

●一緒に甘味
みはしで新宿さん用に運ばれてきた大盛りのあんみつを、「交換しろ」と六本木くんに持ちかけるシーン。
会話は聞こえないのですが、仕草や口の動きからいくと「お前のと交換しろ」「いやいや、それは新宿さんが食べなくちゃ」「……」(食べてみる)「……うまいな」「でしょ?」という感じだと思います。

おばちゃんからの愛が重すぎて気が進まなかったのか、一応「甘党」と言われていてもさすがに大盛りには躊躇したのか……いずれにせよ、六本木くんに交換を持ちかけたのは、花火大会でずっと食べ物を手放さないレベル(※公式コミック2010年9月掲載分参照)によく食べる「甘党」だということを知っていたからですよね。
二人で甘いものを食べているのを見ると、幸せな気持ちになります。

●優しいんだね
自分は役に立っていないと落ち込む汐留くんを、新宿さんが厳しい言葉で激励するシーン。
汐留くんを送り出した後、シートに座り直そうとして、近くに立っていた六本木くんと目が合います。
六本木くんの「うまくいったみたいでよかった。新宿さん、優しいね」という感じの笑顔に対して、新宿さんはちょっと照れくさそうな笑顔を返して、首筋を掻きつつシートに座ります。
このシーン、新宿さんの面倒見のよさが炸裂しているうえに、六本木くんの新宿さんに対する評価が垣間見えて、とても萌えます。

●「六本木。……いや、史」
ことの発端は、16日のトークショーでKENNさんが披露した楽屋ネタ。
K「あれ、今日新宿さんは?」
渡「ここにいるだろう」
K「え、新宿さんの本体ってジャケットでしょ?」
渡「いや、俺が新宿だから。 じゃあ、この俺の部分はなんなんだ」
K「それ以外、付属品的な……」
という感じ。楽屋で新宿さん本体(=ジャケット)を探していたりしたそうです。

KENNさんが振った「指を肩のところで、ジャケットを引っかける角度でずっと固定しておけばいいんじゃない?」という冗談を受けて、渡辺さんが「そんなこと言ってると、お前の肩のところに(ジャケットを)縫いとめるぞ」なんてことも言っていました。
ちなみに渡辺さんはアニメDVDを見て「どのタイミングでジャケットを持っているのか」を研究したものの、持って出て行ったと思ったら次のカットで無くなっているといったことがあり、よく分からなかったそうです。
新宿さんのジャケットって、一体何なのでしょう……。

そして20日の大喜利コーナー。
六本木くんが上記のジャケット本体ネタを出して客席をひとしきり笑わせた後、新宿さんが「六本木。 ……いや、史。 時間がないんだ」と唐突に名前呼び。
聞いた瞬間に、頭が真っ白になりました。
別に名前で呼びなおす必要なんかない状況です。もちろん本編中では一度も呼んでいません。
というか、初期に制作された公式ノベル『雨のステイション』1〜2話で新宿さんがからかい半分で呼んでいる以外、誰も呼んでいません。

実は名前で呼んじゃうような親しい仲なのですか?
しかも、ちょっと強めに迫る時に使う「殺し文句」だったりするのですか?

大喜利コーナーは本編中とはいえどうしても「キャラクター」としてではなく「キャストさん自身」としての言動が出てしまうので、萌え要素として考える際には多少その分を差し引きますが……完全に新宿さんの声&態度で言われたセリフだったため、差し引いても余りある破壊力でした。
つぶやかれた言葉の意味を、今でも考えています。

●まとまらないけどまとめ
ストーリー全体を通して、新宿さんは自分から率先して動くというよりは、サブリーダー的なポジションとして他のメンバーをうまくコントロールしている印象でした。
一歩下がった位置にいて、何事にも興味がなさそうで、何かが起こらないと動かない。
でも裏を返せば、ちゃんと全体を見て、それぞれに気を配っているということです。
それは「楽をしたいから」というより、「俺が見ていないと危なっかしいから」という気持ちなんだろうと思います。

六本木くんはそんな「お兄ちゃん」な新宿さんに「こいつは特に危なっかしい」と思われて、性格や行動パターンを気にかけてもらって、そしてたっぷり甘やかされていればいいと思います。
今度は平和な時に、二人でゆっくり老舗のクリームあんみつを堪能してください。

●おまけ:夜の六本木?(2012.05.02追加)
22日の千秋楽カーテンコールにて、キャストさんが一人ずつコメントを言っていきました。
KENNさんがトリでコメントしたのですが、その最後に「でも本当は、夜の六本木もやりたかったな♪」と発言。
翌日、舞台版プロデューサーである萩原さんが、ご本人のブログで以下のように書かれました。

そして、千秋楽のラストに
六本木くんがつぶやいた言葉の意味を。。。
みなさん覚えていて下さいね☆

CRUCIAL-LIFE:2ndアプローチ運行終了☆より引用

なにそれ、どういうことー!?
いったいどうなるのか、今から楽しみです。 そして今度こそ新宿さんと会話を……!